書籍の詳細

社会・政治
非行少年、議員になる
著者:河島 大紀(著)
定価:1540円(10%税込み)
ISBN 9784777824984
単行本(ソフトカバー) 本文160ページ
2020年12月16日初版発行
購入する
児童自立支援施設、鑑別所、中等少年院、特別少年院を経験した非行少年が、起業し、町議会議員になるまでを描いたノンフィクション。

著者は、深夜徘徊やシンナーの吸引、バイク・金銭の窃盗、不登校、無免許運転、暴力行為などの悪事を重ね、10代のほとんどを児童自立支援施設や少年院で過ごす。
もうヤクザになるしか道はないと考えた矢先、少年院の中で法律書を愛読するYくんや将来の夢をイキイキと語るHくんに出会い、将来についても真剣に考えるようになる。
非行少年だったからという大人たちのレッテルや先入観に負けず、自分の信じた道を突き進み、起業、議員当選を果たした道のりとは。


【主な内容】
■プロローグ

■第1章 非行に走ったのは、「家庭に問題があったから」ではない

■第2章 非行少年が司法書士を目指した理由

■第3章 独立、そして町議会議員へ

■第4章 非行に走った街で大人になって

※変更になる場合がある旨、ご了承ください。



【著者プロフィール】
河島 大紀(かわしま たいき)株式会社プラス不動産代表取締役
1986年生まれ。福岡県北九州市で生まれ、福岡県鞍手郡小竹町で育つ。中学校入学を機に野球少年から非行少年へ。児童自立支援施設、少年鑑別所に5回、中等少年院に2回、
特別少年院に1回入院する。少年院退院後、資格「宅地建物取引士」を取得し、建設作業員、司法書士事務所、不動産会社勤務を経て、2017年不動産会社を設立。
2018年12月、小竹町議会議員一般選挙当選。