書籍の詳細

アート・建築・デザイン
性愛の絵画史 エロティックアートの麗しき官能世界
著者:春燈社(編集)
定価:1760円(10%税込み)
ISBN 9784777825394
単行本(ソフトカバー) 本文144ページ
2020年5月7日初版発行
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◎世界の絵画から観た、豊かで淫らな性愛のカタチ…

【内容】
フランスやイギリスなどのヨーロッパ諸国を中心として、中国、インド、そして日本といった様々な国々で描かれてきた性愛の絵画。
本書では、芸術作品ばかりではなく、世界各国の庶民を楽しませてきたセックス絵画や性典・性愛文学の挿絵、イラストレーション、日本の春画など、幅広く古今東西のエロチックな絵画を紹介していきます。
さらには、セックスの体位や倒錯した性の世界にも踏み込み、人々を魅了してやまない官能の文化史を紐解いていきます。

【目次】
◆はじめにルネサンスから始まった性愛絵画の百花繚乱

◆第1章 西洋絵画に見る性愛表現
ルネサンス/マニエリスム/バロック/ユトレヒト派/ロココ
新古典主義/ロマン派/イタリア・ロマン派/アカデミズム
ラファエル前派/写実主義/印象派/象徴主義/ナビ派/表現主義
オーストリア・表現主義/シュルレアリスム/ヴィクトリアン・ヌード
移動派/ウィーン分離派/パリ派1/パリ派2

◆第2章 世界各国の性愛絵画
フランス/イギリス/オーストリア/ドイツ/ハンガリー
ベルギー/スイス/デンマーク/中国

◆第3章 日本の性愛絵画春画
歌川国芳/葛飾北斎/菊川英山/歌川豊国/鈴木春信/恋川笑山
鳥居清長/円山応挙/喜多川歌麿/渓斎英泉/鳥文斎栄之
柳川重信/一筆斎文調/河鍋暁斎/歌川国貞/富岡永洗

◆第4章 世界の性典&性愛文学の挿絵
カーマ・スートラ/金瓶梅/肉蒲団/ファニー・ヒル
肉体の扉/閨房哲学/ガミアニ、あるいは狂乱の二夜

◆第5章性的嗜好と倒錯の性愛表現