書籍の詳細
●著者・山口健太より
私は、「食べない子」に悩むたくさんのお母さんの相談に乗ってきました。
時には、「あなたがダメだから、子どもが食べられないんじゃないの? 」などと、周りに責められたりもしているお母さんもいらっしゃいます。
ですが、お母さんを責めることで、「食べない子」の問題が解決されたケースなど1つもありません。
本書では、とにかく分かりやすく「食べられない」→「楽しく食べられる」までのステップを記しました。
「食べない子」に対してどうすれば良いのか分からない、子どもの食について考えるのに疲れた、今のやり方であっているのか自信がない……などで、
お子さんの食のことでお悩みの方は、ぜひ読んでみてください。
○読者の声
「今まで読んだ偏食本は、レシピ+お母さんが笑顔でいればそのうち食べるようになりますよ!……のようなものばかりで、「このレシピだと
うちの子は絶対食べない」「食べないのに笑顔でなんていられない」「具体的にどうすればいいんだ!」といつも思っていました。
しかしこの本は著者の偏食の知識がギュギュッと詰まっていて、しかも分かりやすい!細かくステップが分かれていて具体的に説明があるので、
「まずこれからやってみよう」と取り掛かりやすいですね。」
「レシピ本ではないので、どの偏食の子にも当てはまるのが、本当に画期的!これなら、お母さんは笑顔でいられます。この本を見つけて安心する
お母さんが増えてほしいです。」
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「うちの子、全然食べなくて…」
そんな悩みを抱えている多くのお母さんたちへ。
レシピや調理のテクニックに頼らず、
我が子との楽しい会話が「少食」「偏食」を解決に導くーーー
まったく新しいアイディアの偏食解消対策をお伝えします。
お母さんの心が軽くなり、
「食べない子」が「楽しく食べられる子」になりますように!
【CONTENTS】
◎PART1
「食べない子」が変わるために
お母さんに知ってほしいこと
みじん切りでは解決しません!
「食べない子」だった子ども時代
「食べない子」に関するよくある勘違い
Q1 食欲は「空腹だから」湧き上がるもの?
Q2 好き嫌い(偏食)は子どものわがまま?
Q3 好き嫌いをしていると栄養失調になる?
Q4 苦手な食材は年齢とともになくなっていく?
Q5 食べないものは食卓に並べない方が良い?
「食べない子」が出すピンチサイン
「食べない子」が変わる5つのステップ
◎PART2
「食べない子」が食べない〝7つの理由〟
食べないのには理由がある
最終的には〝見た目が9割〞
みんなのお悩み「おやつ」問題
◎PART3
「食べない子」が変わる魔法のルール
魔法のルール(1)
1日1分!
魔法のルール(2)
4つの〝しすぎ〞を手放す
魔法のルール(3) 「ガッカリの公式」
魔法のルール(4) お母さんにかける魔法の言葉
魔法のルール(5) 子どもが自分で決める
魔法のルール(6) 苦手なものは25%
魔法のルール(7) 食材にポジティブイメージを!
魔法のルール(8) 好き嫌いは〝悪〞ではない
魔法のルール(9) スモールステップを大切に
魔法のルール(10) 心の状態を見る
魔法のルール(11) 迷ったら「自分が楽しい方」
◎PART4
「食べない子」が変わる魔法の言葉
声かけのステップ
子どもの「自己肯定感」を意識する
魔法の言葉(1)「○○って知ってる? 」
魔法の言葉(2)「いつもと違う!」
【秘儀!】認めて打ち消すコミュニケーション
魔法の言葉(3)「同じものだよ!」
魔法の言葉(4)「同じものだよ!」ほのめかし編
魔法の言葉(5)「同じものだよ!」分解編
魔法の言葉(6)「匂いを嗅いでみる? 」
【注意!】絶対に言ってはいけないNGワード(1)
魔法の言葉(7)「○○食べたね!」
魔法の言葉(8)「どこが美味しくない? 」
魔法の言葉(9)「どんな味がする? 」
【注意!】絶対に言ってはいけないNGワード(2)
魔法の言葉(10)「味わって食べてみて!」
◎PART5
「食べない子」のためのQ&A
外では食べるのに、家では食べません
食事に集中できません
食べるのが遅く、子どもの食事に付き合うのが苦痛
そもそも食べ始めません
子どもにサプリメントはOK?
苦手なものが入っていることは予告した方が良い?
食の進みが遅くて心配です
「ダイエットしたい」と言って食べたがりません
会食恐怖症の子どもへのアドバイスは?
人から「食べろ」と言われて子どもがかわいそうです
◎PART6
「食べない子」が安心して給食を
食べられるようになるために
給食があるから学校に行きたくない
学校への3つのお手紙
我が子の食のトリセツ
給食が食べられるように!
お友達への伝え方
給食の代わりにお弁当を持たせる場合
◎PART7
魔法にかかった子どもたち
ケース1:朝から野菜スープを食べた!
ケース2:何も言わなくても自分から食べた!
ケース3:一口でも大きな一歩
ケース4:おなかを減らす! 大作戦
【著者プロフィール】
山口健太 Yamaguchi Kenta
一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会代表理事。岩手県盛岡市出身。「食べない子」専門の食育カウンセラー。人前で食事ができない「会食恐怖症」の当事者経験から、食べる相手やコミュニケーションの違いによって食欲が増減することを実感。既存の「食べない子」への対処法に疑問を感じ、カウンセラーとして活動を開始。「食べない子」が変わるコミュニケーションノウハウの第一人者として、延べ1000人以上の相談を受ける。「楽しく食べられる」ようになる道筋を理論的に分かりやすく明示することで「食べない子」の問題を解決しながら、「食べない子」の親の肩の荷がおり、心が楽になるメソッドが特徴。カウンセリングや講演活動を通して「食べない子」に悩むお母さんや学校・保育園の先生などにメッセージを伝えている。著書に『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと』(内外出版社)。
【メディア情報】
PHPオンライン衆知(2022年3月30日)記事掲載
東洋経済オンライン(2022年3月30日)記事掲載
PHP子育てメディア「nobico」(2023年4月4日)記事掲載