書籍の詳細

暮らし・健康・子育て
図解決定版 パーソナリティ障害を乗りこえる! 正しい理解と最新知識
著者:市橋 秀夫(著)
定価:1320円(10%税込み)
ISBN 9784528012424
単行本(ソフトカバー) 本文207ページ
2011年3月24日初版発行
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最近の日本人に最も多いとされる「境界性パーソナリティ障害」及び「自己愛性パーソナリティ障害」に注目!

何かの挫折や精神的なつまずきが原因で様子が不自然になり、性格や行動の問題が極端になってきたことを一般的にはパーソナリティ障害
と言います。
様々なパーソナリティ障害のパターンをわかりやすく解説。具体例として克服例を述べ、周囲の本人への接し方を説くと同時に医療面での
機関や相談機関を詳しく紹介していきます。

【目次】
第1章 パーソナリティ障害とは
・自分と外界との応答パターンが病理的な状態
・ささいなことで自分の感情がコントロールができなくなる
・「パーソナリティ障害」に見られる特徴的なパターン ・・・etc.

第2章 境界性パーソナリティ障害
・現代社会の悩み、「境界性パーソナリティ障害」患者さんは20~30代の女性が中心
・根底にあるのは、「見捨てられ不安」ささいなことで襲う七つの感情
・「見捨てられ不安」の根本にあるのは子供の頃の両親との関係 ・・・etc.

第3章 自己愛性パーソナリティ障害
・強い自尊心が人間関係をぎくしゃくさせる「自己愛性パーソナリティ障害」
・こんな性格の人が周りにいませんか? 自分の自己愛に振り回される人の特徴
・周囲との摩擦を起こすようになると「障害」の危険信号 ・・・etc.

第4章 その他のパーソナリティ障害
・内的経験や行動の逸脱パターンから分類することができる
・被害妄想が強くやたらと人を疑う「妄想性型パーソナリティ障害」
・登校拒否や五月病は「回避性パーソナリティ障害」のケースが多い ・・・etc.

第5章 パーソナリティ障害を生む社会的背景
・現代の社会構造が第二の病因 隠れていた障害をあぶり出す
・「学ぶ」ことの意味が変化「勝ち」と「負け」に二分化される現代社会
・人間の触れ合いを減らした「核家族」社会と家族共同体の崩壊 ・・・etc.

第6章 パーソナリティ障害の医療・相談機関
・相談する際は「精神科」「精神神経科」に病状・行動を具体的に伝えましょう
・いきなり「精神科」に行きづらいなら地域の公的機関に相談する
・治療は1年以上かかるのが通例 医師を信じて本気で取り組みたい ・・・etc.