書籍の詳細

人文・思想
幸福脳を育てる9つの力
著者:森 惟明(著)
定価:1320円(10%税込み)
ISBN 4528013134
単行本(ソフトカバー) 本文254ページ
2011年2月16日初版発行
購入する
~ドクター・モリのええ年寄りになるための脳神経外科学的考察~

幸福脳とは、賞賛力、傾聴力、譲渡力、忘却力、現状受容力、社会貢献力、生活設計力、確認力、自己啓発力の9つの力を
日常生活から培うことによって誰もが得ることのできる、前向きに生きるポジティブシンキングのことです。
本書は、Dr.Moriのニックネームで呼ばれる脳神経外科の権威、高知大学名誉教授・森 惟明教授が、自身のホームページ
(http://www.i-kochi.or.jp/prv/,orik/)のおいて軽妙な関西弁で繰り広げる「セカンドライフ支援講座」を一冊にまとめたものです。
「高齢者」と呼ばれる熟年世代の方々が、明るく・楽しく・伸び伸びと過ごすための沢山のヒントが満載です。


【森 惟明先生より】

セカンドライフを幸せに生きていくために必要な「人生のタテ糸」ともいうべき、基本的に大切なこととして次の7つがあります。

1.身体的・精神的・社会的自立
2.安心・安全で、快適な生活環境
3.良識・バランス感覚と利他の心構え
4.生涯にわたる知的成長
5.遊びの中の生き甲斐、熱中する目標、感動する心
6.他者との交わり・つながり、他者との共生
7.自然の摂理

そして、私の好きな高僧がユーモラスに説いた人の心を幸せにする9つの「いきテク力」。これは「人生のヨコ糸」というべきものです。

1.賞賛力、2.傾聴力、3.謙譲力、4.忘却力、5.現状受容力、6.社会貢献力、7.生活設計力、8.対人交渉力、9.自己啓発力

この「タテ糸」と「ヨコ糸」で「幸福脳」を織りなせば、高齢社会において多くの人が幸せに生きることが出来るものと考えます。


人間は潜在的に計り知れない程多くの能力を持っていますが、それらはほとんど使われていません。その眠れる能力は、情熱を傾けて
揺り動かしたときに始めて目覚めるものであります。
高齢者は加齢に伴う身体的能力の低下がみられるとしても、生活習慣を変えることにより潜在能力を呼び起こし、自分の置かれた環境
如何にかかわらず「幸福脳」を育てることが出来るものと考えます。

「幸福脳」を育てることにより、「生・病・老・死」という人生の険しい山坂も、まるで景色を楽しむかのように全てを乗り切って
行けるものと考えます。人生は人に勝つためではなく、天から与えられた能力を発揮し、人のため、社会のため役立つ人間になるために
あります。

今からでも決して遅くはありません。単に考えるだけに終わらず、潜在能力を呼び起こし「幸福脳」を育てる行動を起して下さい。
本書が高齢社会で多くの人々の生き方のよき指南書となることでしょう。