書籍の詳細

暮らし・健康・子育て
がんになって見つけたこと
著者:木村 恭子(著)
定価:1650円(10%税込み)
ISBN 9784777824649
単行本(ソフトカバー) 本文192ページ
2019年12月3日初版発行
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がんとともにポジティブに生きる!
12人のがんサバイバーによる珠玉のストーリー

いまやがんと共存する時代———
がんを逆手に生きがいを見つけ、
自分を輝かせることはできる!


「がん」に罹患し、それを抱えて生きていくのは、
肉体的にも精神的にもけっして楽なことではないでしょう。
しかし、「生きていればなんとかなる」と覚悟を決め、
さまざまなアクションを起こす人たちもたくさんいらっしゃいます。
彼らに共通するのは、死を少なからず意識せざるを得ないような病気を患った中で、
改めて生きる意味を見出し、ポジティブに充実した生活を送っているという点です。

本書は、そういった方々に取材して生の声を聞き、
彼ら、彼女らのリアルな生き様を紹介する一冊です。
日本人の二人に一人ががんになる時代。
現在闘病中のがんサバイバーには前向きに生きる勇気を、
そうでない人にはいざというときの心構えとして。
「がんとともに生きる」ための一助となることを願ってやみません。
がんを患いながらも、がんに関連するさまざまな活動に精力的に取り組んでいる方々、
メディア露出も多く発信力のある方々などを中心に取材・インタビューを行い、
オムニバスルポ風に構成します。

【主な内容】
◎特別インタビュー
「いい人生だったか、悪い人生だったかは、最後の5年間で決まる」
がん哲学外来理事長・順天堂大学名誉教授 樋野興夫

◎第1章患者・家族のためのピアサポート
がん経験者の生の声を伝えて、社会とのギャップを埋める
岸田徹さん

「MAKEUP & PHOTO」でがんサバイバーたちに笑顔を
御園生泰明さん

同じ病気に苦しむ人を結びつけて笑顔にしたい
浜田勲さん

子どもをもつがん患者が支え合うコミュニティ
西口洋平さん

フィットネス通してがん患者を支援する
広瀬真奈美さん

◎第2章がんをきっかけに起業する
食べることは生きること。食のバリアフリーを目指して
柴田敦巨さん荒井里奈さん

がん経験者“だからこそ”、新たな価値を提供したい
谷島雄一郎さん

がん患者の社会復帰をサポートする商品を販売
大塚美絵子さん

◎第3章がんになっても自分らしく
がんになっても、パワフルな歌を届けていく
麻倉未稀さん

大好きな仲間たちと一緒に、ハワイでフラを踊りたい
笠島由紀さん

「がん哲学外来」を映像化。監督の体験が映画の質を高める
野澤和之さん

◎コラム
・MAKEUP & PHOTOS WITH SMILES
・認定NPO法人 マギーズ東京
・ジャパンキャンサーフォーラム
……etc.

【著者】
木村恭子
1958年、東京都生まれ。大学で学んだ西洋美術史への興味から編集者に。
2015年、唾液腺腫瘍のひとつ「顎下腺がん」に罹患、手術を受ける。
翌年、転移の現実に一時最悪の事態を覚悟するものの、持ち前の超プラス思考で復活。
現在は週に一度の抗がん剤治療を継続しながら、
さまざまなジャンルの書籍・ムックの制作に取り組んでいる。
本書は、多くの悩める仲間たちへの心からのメッセージ。